海外エンジニアの給料やスキルは?優秀な人材を確保する方法

開発プロジェクトを進めるためのエンジニアをお探しの方は、海外エンジニアを活用したラボ型オフショア開発を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事では、日本人エンジニアと海外エンジニアの違いや、海外エンジニアの求人方法、採用コストについて詳しく解説しています。
「日本人エンジニアの確保が難しい」「開発コストをできるだけ抑えたい」など、さまざまな課題に直面する企業担当者様へ、ラボ型オフショア開発の提案もしていますから、ぜひ参考にしてください。
海外エンジニアのレベル感とは?日本人エンジニアとの違い
近年、技術革新のスピードは凄まじく、日々新しい技術が開発されています。
同時に現在の技術を常にアップデートしていくことも求められており、そのためにIT人材は不可欠だと言われているのです。
そんなITエンジニアのレベルについて、海外と比較すると日本人エンジニアのレベルは低いと言われることが多いのですが、これは本当なのでしょうか。
また海外エンジニアと日本人エンジニアの違いとは何なのでしょうか。
世界で注目される海外エンジニア
世界中でIT化が進み、デジタル競争力が激しくなっています。
日本だけでなく世界各国でIT人材の確保は重要な問題で、最近の人気は東南アジアや東欧の海外エンジニアたちです。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、東欧諸国(ポーランド・ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア)は、優秀なIT人材が豊富な国として知られています。
これには理由があり、この地域では古くから理数系に秀でた人材を数多く輩出してきましたが、第二次世界大戦後の社会主義国家において、国家としてさらに理数系教育に力を入れるといった長い歴史を歩んできたからです。
冷戦体制が崩壊したあとも、そうした理数系に強い知見と優れた技術は成長分野として続けられており、東欧諸国では多くの優れたIT人材が育っています。
一方、発展途上国として成長を続ける東南アジアの国々も、海外から熱い視線を送られているIT人材国です。
ベトナムやフィリピンといった東南アジアの国々は、自国の産業を発展させるため、子供たちの教育政策に力を入れてきました。
特にグローバルに通用する英語教育とコンピューター教育に力を入れ、学校全体のデジタル化やIT機器の導入を積極的に行い、結果として多くのITエンジニアを輩出しています。
優秀なエンジニアを多く抱える東南アジア諸国ですが、物価や人件費が安いといったメリットもあります。
近年は物価上昇が続き、以前ほど安価な人件費で雇用することはできませんが、それでも日本人エンジニアを国内で雇用するよりも、コスト面でのメリットは期待できるでしょう。
ヨーロッパやアメリカ、日本など多くの国から、ソフトウェア開発やWebシステム開発、アプリ開発など、東南アジア諸国はオフショア開発国として熱い視線を送られているのです。
海外エンジニアと日本人エンジニアの違い①技術力の高さ
「日本はIT人材が不足している」といった話はよく聞きます。
だからといって、日本人エンジニアのスキルが低いというわけではなく、日本人エンジニアは世界的に見ても技術的に優秀な人が多いと言われています。
しかしながら課題もあり、最先端のテクノロジーに対応できないという点はそのひとつでしょう。
欧米は最新技術やオープンソースコミュニティの技術に寛容で、積極的に取り入れていこうという風習があります。
もともとAIやデータサイエンス分野で実績を持つ人材が多く集まる欧米では、最先端技術が活発に開発され、利用されます。
一方、日本は新しい技術の採用に慎重となる傾向が強く、日本のエンジニアは新しいテクノロジーへの対応が遅れがちです。
AIのように進化が著しいテクノロジー分野では、新しいことを積極的に取り入れていく方が技術力の向上に役立ち、エンジニアの技術力の高さにも表れていくのです。
海外エンジニアと日本人エンジニアの違い②問題解決能力
文化の違いは、エンジニアが働く現場にも表れています。
日本は協調性を極めて重視する国だと言われており、職場でもチームの団結力を求められることが少なくありません。
一方、個人主義である欧米で育った海外エンジニアは、個々の裁量で問題を解決することに慣れています。
たとえば自分の犯したミスの責任は、自分で負わなければならないため、海外エンジニアはスキルを磨くことにとても積極的です。
チーム力を大切にし、上長をたてる文化に慣れ親しんだ日本人とは異なり、海外エンジニアの多くは問題解決能力が高く、主体的にプロジェクトを推進する力を持った実力者が多いともいえるでしょう。
海外エンジニアと日本人エンジニアの違い③英語力
ビジネスにおいて、世界中で幅広く利用されている言語は英語です。
エンジニアの世界でもやはり共通語は英語であり、プロジェクトを進行していくためには英語のやり取りが不可欠になります。
海外プロジェクトの現場だと、母国語が英語であるかどうかに関わらず、進行は英語で行われることがほとんどです。
メールやチャット、会議などでも英語でのやり取りとなるため、日常会話だけでなく専門用語を含めた高い英語力が求められます。
グローバルに活躍するエンジニアは、高い技術力を持っていることはもちろんのこと、英語でのコミュニケーションがスムーズであることも条件です。
ただし英語を習得している海外エンジニアであっても、国による文化的な違いやコミュニケーション能力には差があるため、いろいろな国のメンバーが関わるプロジェクトの進行においては、調整力が必要となります。
海外エンジニアの確保方法とは?
慢性的なIT人材不足に陥っている日本では、海外エンジニアの確保に動きだす企業が増えています。
海外エンジニアを確保する方法にはいくつかの手段があります。
海外エンジニアの採用はメリットがある一方、日本人エンジニアとは異なる対応を迫られることも少なくありません。
それぞれの特徴を理解した上で、自社のニーズに最適な方法を選択することが重要です。
日本国内で求人
日本国内からでも、海外エンジニアの求人は可能です。
代表的な方法は、いわゆる海外で有名なクラウドソーシングサイトを利用する方法で、「Upwork」「Fiverr」などのサービスです。
UpworkやFiverrは、“海外人材を採用したい日本企業”と“日本の企業で働きたい外国人求職者”をマッチングするプラットフォームで、海外在住または日本に移住したい外国人エンジニア向けに求人を出す方法として一般的なものとなっています。
海外エンジニアを招いて日本国内で働いてもらう場合、“在留資格認定証明書”の交付が必要となり、これには通常1~2か月ほどかかります。
「採用までに時間がかかる」「エンジニアのスキルにバラつきがある」といった課題もありますが、直接雇用ができるという点でクラウドソーシングは根強い人気があるのも事実です。
クラウドソーシングを利用しての雇用は、フリーランスの海外エンジニアに単発のプロジェクトベースで発注することが多く、長期間の雇用を考えるなら継続的な管理が求められます。
海外現地の企業と提携
近年、海外エンジニアの確保先として人気になっているのが、海外現地の企業と提携する「オフショア開発」です。
ベトナム・フィリピンといった東南アジア諸国のエンジニアに開発を依頼する「請負型」と呼ばれる方法では、日本企業がブリッジSEに開発案件を依頼し、ブリッジSEが現地エンジニアにプロジェクトの指示を出します。
自社で日本人エンジニアを採用するより開発コストを抑えられるオフショア開発は、日本企業が今注目する開発方法です。
電脳派遣AIを活用
Beyond AI社の提供する「電脳派遣AI」は、オフショア開発のなかでも「ラボ型開発」と呼ばれる中長期向けの開発体制形態です。
ラボ型開発では契約が結ばれると現地に専属チームを編成し、クライアント(日本企業)側の指示を受けながら開発業務を進めていきます。
ラボ型開発でカギとなるのがブリッジSEの存在です。
電脳派遣AIには日本語と英語の堪能なスタッフが常駐しており、日本企業の指示を丁寧かつ的確にエンジニアへ伝えるため、クライアント側に英語の堪能な人材がいなくても安心です。
現地エンジニアの求人・採用・教育にかかるコスト、面倒な社会保険料や税金も電脳派遣AIが負担します。
難航するエンジニアの確保を、迅速かつ低コストで行える方法であり、開発コストを抑えたい企業にピッタリです。
海外エンジニアの給料はどのくらい?
では実際に日本国内でエンジニアを雇用する場合、どれくらいコストがかかるのでしょうか。
IT人材不足が深刻なITエンジニアの平均年収は約462万円(参照:doda「ITエンジニアの平均年収はいくら?」)、日本の平均年収が約426万円と言われていますから、エンジニアの雇用コストは他業種より高いと言えるでしょう。
年収以外にももちろん雇用コストはかかります。
実際に日本国内でエンジニアを雇用した場合には、以下のようなコストが発生します。
【日本国内でのITエンジニア採用コスト(例)】
国内企業での雇用 |
電脳派遣AI |
|
基本給 |
月額40万円以上 |
月額15万円から契約可能 |
社会保険料・税金 |
企業側が一定額負担 |
電脳派遣AIで負担 |
交通費 |
企業側が負担 | 現地採用のため不要 |
通信費 |
企業側で用意 |
電脳派遣AIで手配 |
PCやソフトの購入費 |
企業側で用意 |
電脳派遣AIで用意 |
採用(求人広告等)コスト |
企業側が費用や手間を負担 |
採用にかかる時間・手間を大幅削減 |
社員研修など教育コスト |
企業側が手配・負担 |
ブリッジSE・PM在籍のため不要 |
IT人材が不足している日本では、他業種よりもITエンジニアの求人条件は厚遇となっています。
しかしながら世界的なエンジニア給与の水準でみると、日本はまだまだエンジニアの年収が低く、本当に優秀な人材は海外に流れやすくなっているのが現状です。
企業側が採用する場合は、基本給以外にも社会保険料や税金などを企業側も負担せねばならず、専用パソコンや開発に必要なソフトウェア等の準備もしなければなりません。
また海外エンジニアを採用する場合、日本企業と海外企業との文化の違いを理解してもらうための社員研修なども必要になるでしょう。
一方、電脳派遣AIでは、優秀な海外エンジニアを月額15万円から契約可能です。
しかも、社会保険料や交通費、設備費はすべて当社が負担するため、追加コストは一切かからず、採用にかかる時間や手間も大幅に削減できます。
電脳派遣AIで実現!海外のハイレベルエンジニアを月額15万円から
電脳派遣AIは、海外の優秀なAI・DXエンジニアを迅速に確保し、あなたの開発プロジェクトを加速させるサービスです。
グローバルで活躍するITエンジニアの共通言語は“英語”であり、日常会話だけでなく専門用語を理解する語学力も問われます。
電脳派遣AIには日本語に精通したブリッジSEやPMが在籍しているため、英語でのコミュニケーションが不安な場合も、通訳を交えたスムーズなやり取りが可能です。
ラボ型のオフショア開発を展開しており、日本国内から案件を受注・契約後は、現地に専属チームを発足、プロジェクト途中の仕様変更や要件追加にも柔軟に対処します。
トータル開発コストを抑えられるだけでなく、開発ノウハウを社内に蓄積しやすいといったメリットもあります。
電脳派遣AIでは幅広い開発分野に対応しており、ユーザーが見るフロントエンド、アプリケーション機能開発のバックエンド、ITツールやモバイルアプリなどニーズに合わせた開発をサポートできる技術力が自慢です。
電脳派遣AIでは、以下の条件で即戦力となるエンジニアを提供いたします。
【電脳派遣AIの契約条件(例)】
契約期間 |
3ヶ月から可能 |
対応スキル |
PHP、Java、Python、React、NodeJSなど |
人員数 |
1名から柔軟に対応 |
稼働時間 |
日本時間9時~18時(平日のみ) |
料金 |
月額15万円~ |
世界中でIT化が急速に進む昨今、IT人材の確保は世界共通の課題です。
とくに日本でのIT人材不足は深刻で、「人材の確保=世界的な競争への勝ち残り」といっても過言ではない状況と言えるでしょう。
日本国内のIT人材不足を解消し、コストを抑えつつ、グローバルなエンジニアチームを構築したい企業様は、ぜひ電脳派遣AIにご相談ください!